ベタってなに?
ベタはタイ中央部付近の湿地帯に生息していたBetta splendens種を元に品種改良がされてきました。
ベタの大きな特長として酸素の少ない環境にも対応できるような空気呼吸ができます。そのため水中フィルターなどを使わず、小さな容器で飼育することが可能です。
泡で産卵巣をつくる
ベタのオス
オス同士で激しく争う性質があるベタは、その習性を利用した「闘魚」という娯楽としてタイの庶民に親しまれてきました。
1匹づつ容器にいれ、お互いの姿を見せることによりヒレをひろげ威嚇するフレアリングと呼ばれる行動をしますが、そのヒレや美しい模様を楽しむことができます。
普段はヒレを
閉じている
フレアリング時の
ハーフムーン
はじめての場合は1~2Lくらいの容器を用意しましょう。水平で丈夫な台の上で1日の温度差が少ない場所が最適です。
お好みによって砂や人工水草などのアクセサリーをセットします。
ベタのおやすみリーフ&アクアテリアカラーサンド
(サファイアブルー)
水道水の塩素を中和して水づくりをします。同時に粘膜保護などの効果があるコンディショナーを入れると、よりベタに優しい水になります。さらに飼育水の汚れを吸着・分解するろ材などを入れると水替えの回数を減らすことができます。
ベタストーン
水温をあわせてからベタを水槽に放します。その際、袋の水は極力入れないでください。
① エサを与える
1日1~2回、専用のエサを食べ残しがない程度に与えます。
② 水を換える
ベタはポンプを使わずに飼育できますが汚れた飼育水には弱いので定期的なメンテナンスは欠かせません。
基本的にはショーベタであっても、通常のベタと飼育方法は同じですが、大きなヒレを美しく保つためには、さらに欠かせないポイントがあります。
水替えの際に雑菌を抑える効果があるコンディショナーを加えましょう。
ベタは熱帯魚なので、冬場はヒーターが必要になります。25〜28℃が理想的です。
様々なタイプのヒーターがあるので、飼育スタイルに合わせて選びましょう。
小さな容器を保温する場合は、パネルヒーターがオススメです。
水槽の外側に貼ることができるシール式水温計です。
青色ラインが現在の温度を示しています。
気に入ったベタをスタイルにこだわった容器で買えば、素敵なインテリアに。
フレアリングトレーニングはベタに鏡を見せることで1匹でもおこないます。
ベタの産地タイでは品種改良が急速に進み、様々な体型で新しいカラーパターンが毎年のように量産されています。色んなベタを集めて美の競演を楽しみませんか。
ベタのオス同士は相手の姿を見ると威嚇(フレアリング)を始めます。1日に2〜3回、5分程行いましょう。不要な威嚇を抑えるため、通常は仕切り板で目隠しをしましょう。
コレクションケース専用の仕切りカードです。フレアリングトレーニングには欠かせないアイテムです。
トラディショナル・ベタ
プラカット
エレファントイヤー(チャーン・ベタ)
ハーフムーン
クラウンテール
ソリッド
マーブル(ファンシー/マルチカラー)
メタル
アルビノ
ジャイアント・ベタ